派遣先企業で働く韓国出身エンジニアインタビュー

派遣先で働く社員も、
タカコーの一員です!
ありませんか?


働きやすい環境で
存分に能力を発揮してください

 
 
 

派遣先企業様で働く社員も存分に能力を発揮できるような、働きやすい環境をタカコーは目指しています。

今回は韓国出身の機械設計エンジニアであるカンさんと、所長であり営業担当でもある桑原さんの対談をお伝えします。


カン

埼玉テクニカルセンター社員

2018年6月11日入社 韓国出身


来日して20年目です。

機械設計エンジニアとして15年以上の勤務経験があります。公私共に順調です。

カンさん。最初に簡単な自己紹介をお願いします。

カン:

カンと申します。韓国出身です。
1999年に来日して、今年で20年目になります。韓国の国立大学に進学し、機械工学科で学びました。卒業後は、徴兵制度のため約3年間従軍しました。

除隊後、語学留学のため大手新聞社の新聞奨学生制度を活用して来日し、日本語専門学校で日本語を2年間勉強して日本語能力試験1級を取得しました。その後、機械設計エンジニアとして韓国企業、日本企業に勤め、現在に至ります。

軍ではどのような日々を過ごされましたか?

カン:

子供の頃は飛行機のパイロットになりたいと思っていたので、空軍を志望しました。そして、将校として軍用機の整備やパイロットのアシスタントを行いました。
軍隊なので当然上下関係が厳しく、理不尽な事も多くありましたが、そこで心身ともに強くなり、社会へ出てからの人間関係の構築に役立ったと思っています。男なら、一度は経験してみると良いかもしれません(笑)。

得がたい経験だったようですね。
それでは、来日したきっかけを教えてください。

カン:

アメリカへの語学留学も検討しましたが、金銭面の問題があり断念しました。
日本には大手新聞社の新聞奨学金制度があり、私にとっては魅力があったので、それが来日した一番の決め手でした(笑)。

 
 
 

新聞奨学生時代はどんな様子でしたか?

カン:

新聞奨学生は約2年間行いました。
毎日夜中に新聞販売店に出勤して、折込チラシを新聞へセッティングする作業と配達を行いました。配達は雨も雪も関係ないもので、冬の季節は寒くて大変でした。特に雪の日はバイクにチェーンを巻き、時間厳守で配達しました。

勉強との両立も含めて大変な2年間でしたが、今までの人生で一番充実していた期間だったと思います。
実は、妻と出会ったのもこの時期でした。

その後のキャリアについても教えてください。

カン:

日本での語学留学を終えた後、韓国に帰国して韓国企業に就職して宅配ロッカーの設計に携わりました。その後、結婚を期に日本へ再来日し、日本の技術系派遣会社でCATIA V5を使用しての自動車部品の設計や英語での海外拠点との折衝などを行いました。

また、短期間で終わりましたが、知人と韓国で化粧品の会社を設立して営業部長としても仕事を行いました。
化粧品会社については時勢の変化もあり、仕方ないと思う反面心残りもありますが、そこでの経験は今に役立っていると思います。

それでは、タカコーへ入社を決めた理由をお聞かせください。

カン:

前職の技術系派遣会社では主に自動車部品の設計業務を行っていました。充実した数年間だったと思います。
しかし、雇用されている会社との繋がりがほとんどなく、担当者も頻繁に変わり、悩みがあっても相談するどころか情報の共有や意思の疎通さえ満足にできず、正直、帰属意識が持てなかったです。

そんな時に、数年来の知人であるKさんがタカコーで所長として新規事業(注:エンジニア・オフィスワーク系派遣)の立ち上げを任されて活躍しているのを見聞きして、同年代として大変刺激を受けました。
最後まで迷いましたが、人生最後の勝負と思って入社を決断しました。

現在はどのようなお仕事をなさっているのですか?

カン:

派遣先である、外資系の電気機器メーカー様にてCATIA教育の講師やサポート業務などを行っています。

就業してまだ間もないですが、同僚の皆さんも良い方々ですし、職場環境もしっかりしていて満足しています。
早く慣れて、皆様のお役に立てるよう頑張ります。

タカコーの一員になって、どんな感想をお持ちですか?

カン:

7月21日(土)に東京オフィスで行われたオフィスミーティングにも参加しましたが、普段はバラバラの派遣先に勤務している皆が集まって、それぞれの近況などを話し合える機会があるのは大変素晴らしいですね!

オフィスミーティングには早坂代表も参加されていて、タカコーの将来のビジョンなども聞かせて頂きました。
明るくて気さくな方で、タカコーの一員としての自覚を持って働けそうだと感じました。

会社としても新規事業の立ち上げから1年が経過し、着実に成長しているのではないでしょうか。派遣者も少しずつ増えていますし、就業規則、退職金制度などの諸制度も整ってきました。
1年間で様々な事を形にしたのは、Kさんをはじめとした皆さんには大変な苦労だったと思いますが、今後も楽しみです。

ありがとうございました。それでは、最後に一言お願いします。

カン:

エンジニアとして、現在の業務でもっとレベルアップを目指していきたいです。タカコーの社員として、貢献できるように頑張ります!

インタヴュアー:

社員は当社にとって宝です。個々の社員が充分に能力を発揮するために、働きやすい環境は不可欠だと思います。

カンさんが今までの経験を活かして活躍できるように、私達もバックアップしていきます。今後も期待しています!