自社開発システム『保険日記』インタビュー

自社開発システム
初リリース


リリース後もユーザー様の声に耳を傾け
更なる使いやすさを追求していきます

 
 
 

初の自社開発システム『保険日記』リリース!
リリースまでの経緯や今後の展望をお話しいただきました。

今回は平田社長、早坂代表と、プロジェクトリーダーの松浦さんの対談をお伝えしたいと思います。


平田社長

ほけんプロジェ 代表

栃木県出身

 


保険日記を監修しました保険代理店の代表を務めさせて頂いております。

SDGs(持続可能な開発目標)の取組みもはじめ、国際的な目標から地域貢献を目指しています。

早坂

代表

2004年7月入社 栃木県出身

 


忙しい日々を過ごしながらも、週末は家族サービスや新しい取り組みにチャレンジしています。

本社の一部にキャンプ場を設置したので、みんなでリフレッシュしたいとと思います。

松浦

『保険日記』プロジェクトマネージャー(PM)

2019年10月入社 愛知県出身

 


ITエンジニアとして25年以上の経験があり、前職でもプロジェクトマネージャーをしていました。

プライベートでは家でのんびりが苦手で、いつもどこかに出かけています。

 

『ほけんプロジェ』様を起業したきっかけを教えてください。

平田社長:

父が起業して事業をしていた姿を見て育ったこともあり、漠然と起業したいという気持を持っていました。
大手損害保険会社には独立を前提とした研修生制度があります。その制度を利用して、3年間の研修期間を経て28歳で保険代理店として独立しました。
学生時代から様々なことに携わってきたこともあり、友好関係が広く、たくさんの友人や知人から協力を頂いて何とか起業することができました。

早坂代表:

大手保険会社にそのような制度がある事に驚きました。ただ、その制度を活用しても全員厳しい修行期間を乗り越えて創業できる訳ではないと思うので、起業家として大切な熱意と諦めない気持ちをしっかりと持った人物だと改めて思いました。
経営者は日々多くの決断を求められますが、きっとその都度正しい判断をすることで、全国上位の売上実績を上げる会社に成長させたのだと思います。素晴らしいことです。

 
 
 

『保険日記』開発の経緯を教えてください。

平田社長:

数年前、地元の栃木県は台風で大きな被害を受け、弊社でも平時の数十倍の事故件数に対応しました。
各担当が個別に顧客対応の管理をしていた為、事故件数の全体数や事故ごとの対応状況のデータをExcelでまとめるのに時間がかかり、タイムリーに現状を把握する事ができませんでした。
事故の状況を一括管理できるシステムがあれば、もっと組織力を活かしてスムーズに顧客対応ができたのではないかと思い、そのようなシステムを探しましたが見つけられずにいました。
そんな時に、友人の早坂社長から「ソフトウェア開発部門を立ち上げるのだけれど、何か困っている事はない?」と相談を受け、事故管理システムについて話をしてみました。

早坂代表:

近年、各地で想定以上の災害が続いており、ほけんプロジェ様の他にも事故管理に困っている保険代理店は多いのではないかと思いました。これは一企業で考える問題ではなく、保険代理店業界全体で考える問題なのかもしれないと思い、システムの開発を検討しました。しかし、システムを開発するにはそれなりの開発費が掛かります。開発した事故管理システムをリース契約で販売する事により、一企業に掛かるコストを抑えることで、業界全体が活用しやすいシステムにしたいと思いました。
さらに、業界最前線で活躍をしている平田社長に監修して頂く事により、実態に合ったシステム開発ができると考えました。

 
 
 

開発にあたっての感想をお聞かせください。

平田社長:

システム開発に携わるのは初めての経験だったので、新鮮でとても楽しく、勉強にもなりました。
初のヒアリングで簡単なイメージ図を作成してもらい、そこからこちらの意見をより具体的に伝え、それをイメージ図に反映していく作業を何度も重ねることで、自分の考えをエンジニアと共有する重要性を知りました。
そして、エンジニアがプログラムを組んでイメージを形にしていく過程は、とても興奮し、また感心もしました。

松浦PM:

計画通りに進める事ができて良かったです。平田社長との意見交換がしっかりとできた為、とてもスムーズに進める事ができました。
ヒアリングが上手くいかないと違った方向に進んでしまい、仕様や納期にズレが生じてしまう場合があります。小さな事でも相談しながら進めることができる関係が築けて有り難かったです。
また、タカコー埼玉テクニカルセンターとして自社開発システムの取り組みは初めてだったため、開発環境を整えるところからのスタートでした。新たな設備を導入する経験を通じて成長が実感できて、会社としても確かな実績を積むことができたと思っています。

 
 
 

『保険日記』を実際に使用して、いかがでしたか?

平田社長:

7月後半から8月後半までの1ヶ月間、トライアルとして使用しました。
事故や異動など今までは感覚的に件数を把握していた事が、システム的に数字を見る事がでるようになり、会社全体の業務処理状況を正確に管理できるようになりました。
課題と感じたのは、社員が安定して案件を入力する習慣づけです。少し時間がかかると思いますが、習慣化できるように根気強く進めていければと思っています。

将来的には、各保険会社の基幹システムと連携させて、顧客管理と事故管理が一元化できるのが理想です。
例えば『保険日記』から各保険会社に情報が行くようにできたら良いと思います。

松浦PM:

技術的には可能ですが、保険会社の顧客管理システムとの連携は個人情報保護などの関係があるので、すぐには難しいかもしれません。色々なやり方を検討したいと思います。
これからも、できる、できないに関わらず、意見や要望を率直にお話しください。それによって、作り手側が使う方の望む形をイメージし易くなるので、より良いシステムができると思います。

 
 
 

『保険日記』導入をご検討の方へ一言お願いします。

平田社長:

保険代理店業界に喜ばれるような、事故対応状況管理システムになっていると思います。
私達が監修させて頂き、ベースのシステムができましたが、『保険日記』はアップデートし成長していくシステムです。これから多くの保険代理店の皆様が利用されて、皆様の声をもとに更に便利なシステムになることを期待しています。そして、業界の発展に貢献できるシステムになれば幸いです。