派遣先企業で働く韓国出身ITエンジニアインタビュー
国籍は関係ありません。
向上心があれば、
チャンスは平等です。
国籍で区別することなく、
能力と向上心を評価させて頂きます
タカコーでは能力のある方を、国籍で区別することなく平等に採用しています。すでに多くの外国籍の方が活躍中です!
今回は東埼玉テクニカルセンター正社員で派遣先企業様に就業中のカンさんと、インタヴュアーの対談をお伝えします。
カン
東京オフィス社員
2019年4月1日入社 韓国出身
新卒の時から日本で働いています。ITの開発経験は15年です。
私生活では2児の父親です。今後も日本で頑張っていきます!
それでは、カンさん。簡単に自己紹介をお願いします。
カン:
名前はカンです。韓国出身で、大学卒業後に来日して日本企業へ就職しました。
一緒に来日した同期の中には日本の生活に馴染めずに韓国へ帰国した人もいましたが、私はそんな事もなく生活しています。
結婚して、子供が2人います。私はそうでもないのですが、妻が子供の教育に非常に熱心です(笑)。
今はタカコーでITの開発エンジニアとして客先に勤務しています。
韓国で暮らしていた学生時代までのことを教えてください。
カン:
子供の頃は友達とよく遊んでいましたが、韓国は超学歴社会なので、10歳位からは塾や予備校で勉強漬けの毎日でした。
韓国では、スポーツや習い事はあまり盛んでなく、とにかく受験勉強が最優先です。ほとんどの家庭で子供を塾や予備校に通学させています。中には借金をしてまで子供を予備校へ通わせる家庭もあります。
大学は、兄の影響もあって、システム工学部の電子工学科を専攻しました。
来日の経緯を教えてください。
カン:
卒業後の進路を考えていた頃、韓国の人材紹介会社が数ヶ月間の日本語とITの研修を受講の後、業務提携している日本企業への就職を斡旋してくれると聞き、興味を持ったのがきっかけです。
日本に行くと決めて母親は少し心配していましたが、それ以外は大きな反対はなかったです。
自分にも、若い頃の海外での就業経験は必ず役に立つ! まずは行動することが大切! という覚悟もありました。
インタヴュアー:
20代前半で、そこまで考えていたのは凄いですね!
ところで、私は中国・韓国籍の応募者と面談をする際は必ず「過去の不幸な歴史や貿易摩擦等で国同士の対立がある中、日本で働くことに親族や周囲の反対はございませんでしたか?」との質問をさせて頂いております。しかし意外に反対されたという答えを聞いた事はないんですよね。むしろ親族が積極的に応援しているケースもございました。やはり政治と個人は全く別物ですね。
では、タカコーへ応募した経緯を教えてください。
カン:
前職は韓国資本の企業でITのブリッジSEとして働いていました。(注:ブリッジシステムエンジニア=システム開発等を外国の企業や事業所に発注する際に、受注側チーム内と日本側との橋渡しをするシステムエンジニアのことを指す。)
40歳を過ぎて開発職のエンジニアに復帰したいと思っていましたが、なかなかチャンスがありませんでした。そんな時に偶然、ウェブサイトに自分の希望に合う求人が載っているのを見つけました。それがタカコーの求人広告でした。
希望する業務内容、自宅近く、それに外国籍の採用に積極的な企業という事もあり、話だけでも聞いてみようと思って応募しました。
今はどのような仕事をなさっているのでしょうか?
カン:
埼玉県にある派遣先企業の開発センターで、JavaやC♯を使用したアプリケーションの設計、製造、試験に携わっています。
タカコーからは数名が就業中ですし、派遣先の方も親切な方が多く、新しい環境にもすぐに馴染めそうです。
皆さんと仲良く仕事ができるように、積極的にコミュニケーションを取っていきたいと思います。
それでは、最後にメッセージをお願いします
カン:
ご期待に応えられるように、早く正確にタスクをこなせるように経験を重ねてスキルを高めていきたいです。
その結果、会社や家庭に良い結果をもたらすことができれば幸いです。
インタヴュアー:
大いに期待してます!
周囲との積極的なコミュニケーションを心掛けることで、任された以上の成果を出してより上流工程に関わるチャンスも訪れると思います。
また、タカコーは2019年8月に埼玉県蓮田市に埼玉テクニカルセンターを開設しました。将来は、そこでの開発業務のプロジェクトリーダーという道もございます。
社員は当社にとって宝です。カンさんの成長=会社の成長です。国籍に関係なく、大きく羽ばたく人財をこれからも輩出していきます。