Kさん、埼玉テクニカルセンター開設までの経緯を教えてください。
Kさん:
物件が無事に決まり、プロジェクトマネージャー(以下、PM)の採用が急務となりました。2019年1月から採用活動を開始しましたが、やはりスタートアップ間もない事業部、かつPM業務以外にもテクニカルセンターの新規開設に関わる業務もあるためか、残念ながら応募は芳しくなかったです。
やっと応募があり、本社(栃木県小山市)で面接の約束をし、朝から2時間以上かけて本社に行って当日ドタキャン。開始時間を過ぎても連絡もなく(笑)、、、しかしめげずに引き続き採用活動は行いました。
テクニカルセンターの図面作成、内装や家具・備品の購入等は、持田と、2019年4月に客先常駐から職員として合流した増子の2人が中心になり進行しました。
特に、増子はSEだけでなく、電気工事士として電気配線の配線工事、ソーラーパネルの施工、業者様との施工手順の調整や確認業務の経験があり、さらに3Dプリンターの操作もできたので大変助かりました。
増子:
社長からは、オフィスのコンセプトは『廃墟に巣くうITギャング達』と話が出ました。それを踏まえて、デザイン会社を一切入れずに全部自分達でデザインし、プランニングしていきました。壁のトタンは早坂社長が自ら塗装し、私もSEとしてだけでなく、電気工事士の知識や経験を活かして電気配線工事をしました。そうすることでコストを大きく抑えて、お金をかけるところ、かけないところのメリハリをつけながら工務店と協力して仕上げていきました。
埼玉テクニカルセンターのオフィスデザインについては、Offity(オフィティ)にもインタビューが掲載されています。
タカコー株式会社|イケてる会社のイケてるオフィスインタビュー
そんな中で、松浦さんからPM職への応募があったのですね。
松浦:
以前のインタビューでもお話ししましたが、求人広告を見て『何か面白い事が始まりそうだな』と興味を持ったのがきっかけでした。業務内容や就業場所、労働条件も確かに大切ですが、それよりも大切なのは社風や会社の目標と自身の考えが合致するかどうかです。結果、2019年10月にタカコーにPMとして入社しました。
上ノ内さんは2019年11月に埼玉テクニカルセンターに移動したと伺いました。
上ノ内:
前の会社では開発業務の傍ら他の仕事も任されていました。派遣という働き方なら開発に専念したいという希望が叶うと思っていた時、桑原所長からスカウトメールを頂いたのがきっかけでタカコーへ入社しました。派遣先企業様では充実した日々を過ごしていて、このまま派遣での就業が続くと思っていました。
そんな中、自社開発や受託開発を目指して埼玉テクニカルセンターが開設すると聞いて、どんな展開が待っているんだろうと思っていたところ、桑原所長から埼玉テクニカルセンターでの就業はどうかとお話を頂きました。
自宅から近いのも魅力でしたが、自社開発への興味と、新規開設という事で面白い事が起こるのではという期待もあり、埼玉テクニカルセンターへの移動を決めました。
持田:
今までは派遣事業のみでしたが、埼玉テクニカルセンターが開設したことにより、幅広いサービスが提供できるようになりました。その結果、営業面・採用面ともに話が一層弾むようになりました。
企業の担当者様にもテクニカルセンターを見学して頂き、セキュリティーも含めて素晴らしいとお褒めの言葉を頂きました。IT企業様からの受託開発案件の受注にも繋がり易くなった思います。
《次回に続く》