第3回・技能実習制度とジョブサポート協同組合について

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日本の技術と文化を海の向こうへ伝えたい。
そこで生まれた笑顔を次の世代に繋ぎたい。

技能実習制度を活用し、国際貢献に努めるジョブサポート協同組合。
今回はタカコーの人財コーディネーターの持田さんとともに、理事である瀧澤さんに技能実習制度についてお話しを伺いました。

技能実習生制度スペシャリストと人財コーディネーターによる座談会

瀧澤

現在、栃木県小山市にある技能実習生監理団体『ジョブサポート協同組合』で理事を務める。

2013年7月1日入社。

昨年度は海外へ20回以上技能実習生の面接のために渡航するなど、豊富な経験がある技能実習生制度のスペシャリスト。

持田

人財コーディネーター
栃木県出身・現在も在住。

2017年7月1日入社。

今期10月、瀧澤氏とともに中国・大連に赴き技能実習生について視察。
海外へ面接に行くことの意義を実感し、より深く技能実習制度を理解するため勉強中。

まずはジョブサポート協同組合の簡単なご紹介をお願いいたします。
瀧澤

ジョブサポート協同組合は栃木県小山市に2008年8月に創立し、主に3つの事業を行っています。

  1. 外国人技能実習生共同受入サービス
  2. 組合員の取り扱う資材の共同購買
  3. 無料職業紹介

1つ目は、日本が協定を結んだ発展途上国の青壮年を技能実習生として迎え入れ、仕事を通して日本の高度な産業技術を移転し人材育成をすることで、その諸外国の経済発展に貢献する、国際協力事業です。

2つ目は数社共同で使える材料、備品等を大量に購入する事で、購入単価を下げ会社の経費負担を軽減する事業です。

3つ目としては、無料職業紹介です。組合自身が職業紹介の認可もしくは届出の手続きを行わないと、労働者のあっせんとなってしまいます。弊組合は、無料職業紹介として届出を行っていますので、問題なく技能実習生の紹介を行う事ができます。

技能実習生達は日本でどのような実習を行っているのでしょうか?
瀧澤

主に製造業(金属加工、プラスチック加工、食品加工など)と一般土木建築工事業(とび工事、土木工事など)で実習を行っています。地域は栃木県、茨城県、群馬県の北関東を中心に、埼玉県、千葉県、東京都、福島県などです。

持田

さまざまな技術を学んでいるのですね。許可地区も栃木県を中心に広域に渡っているので、色々な場所で対応できますね。

組合の職員はどのような方達なのでしょうか。
瀧澤

『協同組合』と聞くと非営利組織のせいか、職員は高齢でのんびりしているイメージがありますよね?でも、弊組合は違います。

弊組合は30代後半を中心に若いメンバーで構成されていますので、組合員である企業様からの要望に対しても柔軟な発想でスピーディーに対応する事が可能です。そして、より一層、信用、信頼を得られるように日々努力しています。

実習生の受入までの流れやサポートはどのよう行っていますか?また、受入に必要な期間はどの位でしょうか。
瀧澤

明日からすぐに技能実習生を受け入れられるかと言われますと、残念ながらそれはできません。しっかりとした計画が必要です。ただ、受入れまで私たちがサポート致しますのでご安心下さい。

受入れまでの期間は約6ヶ月程度、初めてだと約7ヶ月程度と考えて下さい。組合への加入、技能実習生の候補者面接、書類作成、入国手続き、母国での事前講習、組合での1ヵ月研修の実施が終了して配属となります。特に初めての場合は、細かく書類をチェックするため、通常より1ヶ月ほど長めに考えて下さい。

研修については、当組合の場合は入国から空港への送迎を含めて対応しています。日本での生活にすぐに馴染めるように、計画的に買物の仕方や交通機関の使い方、病院の案内など、しっかりとした教育指導を行います。実習生達の不安を少しでも和らげてあげる事が大切だと思っています。これらの事と日本語の学習で、約1ヶ月の研修を実施します。

弊組合は、自前の研修センターがあり、他の教育機関等に頼ることなく研修が実施できるようなっております。専用の教材を使用して、基本である日本語や生活指導などはもちろん、実習実施機関に合わせた研修も実施しており、配属後、スムーズに技能実習へ移行できるように工夫しています。

実習生の受入期間は最長で3年間です。業種によって異なるので、一度業務を見せて頂いてから決定することになります。

実習生の面談はどこで行うのでしょうか?
瀧澤

主に海外の『送り出し機関』で行います。送り出し機関とは、海外で実習生の募集、管理、選抜や出国前の日本語教育などをする企業の事です。弊組合と常に連携を取りながら業務を進めて頂いております。

面接は、基本的に弊組合員と一緒に現地まで出向いて行って頂きます。常に通訳が同行しますので安心して下さい。現地の雰囲気を感じながら、本人に直接会って話す事でお互いの信頼関係が増すのではないかと思います。しかし、どうしても時間が取れない際にはweb面接で行う場合もあります。

持田

10月に私も面接に同席させて頂きましたが、直接会って話ができるとお互いを良く知る事ができ、安心感が増すことがよく分かりました。

実習生に接する際に気をつける点を教えてください。
瀧澤

やっぱり、笑顔が一番大事なことだと思います。笑顔は万国共通です。慣れない場所での生活は、どうしても不安があると思います。一人でも多くの人たちが笑顔で接すれば、良い信頼関係が築け、安心して実習に取り組んでもらえます。

ただ、注意しなければならないのは、日本人の特徴でもあるあいまいな表現です。日本人同士なら何となく雰囲気で話が通じますが、外国の方にはしっかりとYESとNOを伝えた方が良いと思います。これは実習生だけでなく、外国の方全般に言える事です。できるだけ簡単で明解な会話をする事が良いと思います。

持田

私もあいまいな表現が多く、少し耳が痛いです。今後は気を付けていきたいと思います。

ジョブサポート協同組合のその他の強みは何ですか?
瀧澤
  1. 労務関係の知識が豊富
  2. 各専門家のご紹介が可能

1つ目ですが、ジョブサポート協同組合は人材派遣業を営む4社が共同で設立しました。人材派遣業は労働者派遣法だけでなく、労働基準法や安全衛生法と多岐に渡る労務系の法令を理解して事業を行わなければならない業界です。弊組合は人材管理だけでなく、労働に関わる法令等にも深く精通していると言えます。

また、弊組合では実習生が各企業様でより効果的に技術修得ができるように、職員が実習生・企業様双方へのサポートを実施しております。多くの企業様と接しておりますので、業務効率化、経営改善、取引与信向上に関するアドバイス等も可能です。さらに、他企業での成功事例を基に、組合が間を取り持ち、良いノウハウの共有化を進める事も可能です。

2つ目は、幣組合は弁護士、税理士、社労士、行政書士などの専門家と業務提携をしております。信用できる専門家を自分で探すには時間と手間が掛かります。弊組合ではその実績ある専門家を惜しみなく紹介させて頂きます。

持田

今はコンプライアンスに非常に厳しい時代になってきています。その中で、加入している協同組合が法律関係に強いのはありがたいですね。

「日本での経験を祖国でも活かして活躍してほしいと思います。そして、次の世代に繋げていってください。」(瀧澤)

最後にメッセージをお願いします
瀧澤

実習生へ これから日本で、大変な事、楽しい事、たくさん経験すると思いますが、仕事も遊びも一生懸命する事で、それは全てが自分の人生の糧となり、1年後の自分を大きく変えます。

修得した技術だけでなく、日本での経験を祖国でも活かして活躍してほしいと思います。そして、次の世代に繋げていってください。

受け入れを考えている企業様へ ジョブサポート協同組合は丁寧でスピーディーなサービス提供を行うと同時に、組合員間の繋がりや情報交換の環境を作り出す事で、新しい何かを産み出す可能性の一役を担う事も、大変重要な使命と考えています。

常に企業様をサポートする事で、組合も成長しお互いを支え合っていける存在であり続けることを願っております。

持田

弊社タカコーでは、今後海外での取り組みも考えていますので、今回お話ができたことにとても感謝しています。海外の方への対応、受入れの仕方など大変参考になりました。お忙しい中、誠にありがとうございました。

2017年12月5日


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