NFTと固有の価値の時代
皆さん、こんにちは。
8月半ばに差し掛かり、心なしか暑さが和らいできましたね。
今回は最近流行りの「NFT」について書いていきたいと思います。
そもそも、「NFT」とはなんぞやというところですが、「Non-Fungible Token(ノン-ファンジブル トークン)」の頭文字を取ったもので、日本語に訳すと「非代替性トークン」となります。
対して、ビットコインは「Fungible Token(ファンジブル トークン)」。つまり「代替性トークン」となります。
ここで言う「トークン」とは、簡単に言うと電子マネーや回数券など従来の紙幣に代わって利用されるお金の「しるし」のことです。
※パスワードの認証デバイスを指す「トークン」とは意味が異なります。
「代替性」とは、「他と取り替えがきく『同等の価値を持つ』性質」のことです。
Aさんが持っている1ビットコインとBさんが持っている1ビットコインは、交換しても1ビットコインは1ビットコイン。同じ価値を持っています。
「非代替性」とは、「他と取り替えがきかない『固有の価値を持つ』性質」のことです。
AさんとBさんが持っているペンは、同じメーカーのペンであっても、交換したとしても、Aさんの使っていたペンとBさんの使っていたペンは同じものとは言えませんよね。それぞれが固有の価値を持っています。
これまで、インターネット上の画像や動画、音楽、ゲーム内のアイテムなどは、全て簡単にコピー・偽造することができました。
私が以前プレイしていたオンラインゲームでも、アイテムの不正利用についての注意喚起が運営掲示板に掲載されていたことを思い出します。
しかし、「書き換え不可能」という特徴を持つブロックチェーン技術により、デジタル作品のコピーや偽造が困難となりました。
そのため、より「『固有』の価値」の価値観、プレミア感が高まったように感じます。
例えば、2021年3月にTwitterの創業者の1人である、CEOのジャック・ドーシー(Jack Dorsey)氏の最初のツイートが競売にかけられたそうですが、最高入札額が200万ドル(約2億2000万円)を超えているそうです!
ただの数バイトのデータがこんな価値になるとは…。
誰がこんな未来を想像したことでしょう!!
これからは「『固有の価値』=『個性』」の時代です。
弊社はまだまだ発展途上ですが、個性的なメンバーがどんどん集まってきています。
個性的なメンバーで「『個性』=『固有の価値』」を創造していきます!!
(kamiyu)