お世話になります。東京オフィスの呉です。
今回は台湾の少子化についてお話したいと思います。
台湾でも少子化の問題に直面してます。
出生率は日本より低くて、世界ランキングの中で最低の国になりました。
特に2010年はなんと0.89という数値が出ました。
(一人の女性が生涯に産む子供の数は1人未満です。)
少子化の原因は結婚の後ずれ傾向と未婚率が上昇しています。
私の所感ですが、日本人女性よりも台湾の女性はキャリア志向が高く、結婚より仕事を優先したい。
そして結婚してからも仕事し続けたいと思ってる方が多いです。勿論人により違いますが。
特に20代後半から40代前半の女性の働く割合が女性全体の労働力率を押し上げてます。
景気の影響もございますが。結婚もしたいけど、それより、先ず自分の生活をよくしたい。
そして生活に余裕があれば、次の階段である結婚や出産、育児と考えてる方が多いです。
この中で一番大変なのは、やはり育児です。
例えば:車を買ったら、メンテナンスをしないとすぐ故障します。
育児も同様です。子供を産んだからには、ちゃんと子育てをしないといけません。
仕事と子育ては両立できれば一番ベストです。
家族が面倒を見てくれれば、あるいは、お金に余裕があれば、保母を雇って、仕事を続けられます。
しかし、余裕がなければ、なんとなく気が重くなります。
ですので、自分のペースに合わせた生活を希望する方が多いような気がします。
台湾政府は育児や出生率を励む等の対策を出して、少子化への改善に取り組んでいます。
そうは言っても、子育ては確かに大変だけど、
子供の成長と共に、どんな事があっても一緒乗り越える、それが“家族の絆”だと思います。
以上、来週も台湾の少子化についてご案内します。
引き続きよろしくお願い致します。
2018年7月26日