不足しているのは、情熱とアイデアだけ!

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ご無沙汰してます。東京オフィスの桑原です。
暑い日が続いてますがいかがお過ごしでしょうか?
健康には十分留意して下さい。

本日は映画「ロッキー」でロッキーを演じたシルベスター・スタローンについてご案内します。
スタローンは出産時に医師のミスにより顔面の神経に傷がついてしまいます。
そのため顔面の半分が麻痺してしまい言語障害が残ります。
その障害のため小さい頃はよくいじめられたそうです。

大学生のとき演劇に興味を持ち演劇学科に入学します。
しかし授業料が支払えなくなり中退。アルバイトをしながら俳優になることを目指します。
でも30歳までは映画のチョイ役に数回出演しただけでした。
落ちたオーディションの回数は54回。言語障害の後遺症は俳優として致命的でした。
この頃は動物園の清掃係までやって食いつないでいました。そんな極貧の生活の中で奥さんは妊娠したのです。

オーディションに受からないのは、「オレに合う映画がないから」だと考え、
「だったら自分で書けばいい」と思いシナリオを書き始めます。次から次へと脚本を書いては映画会社に送りました。
しかし良い返事は一つもありません・・・ 書いた脚本の数は30以上でした。
「オレには脚本を書く才能もないのか・・・」と落胆します。
そんな時、何気なく「モハメド・アリ 対 チャック・ウェプナー」のボクシングの試合を見ていました。
この頃のモハメド・アリは最強の世界王者。
一方のチャック・ウェプナーは当時36歳。ファイトマネーだけでは食えないので、セールスの仕事をしながらボクシングをやっていました。

高額なファイトマネーにつられて来た「三流ボクサー」、当時多くのマスコミが彼をそう表現していたそうです。
しかし試合がはじまると、チャック・ウェプナーはアリの執拗な攻撃にも倒れません。
パンチを何十発ももらい続け、ウェプナーの顔は血まみれになります。しかし倒れない。

そして運命の9ラウンド。
ウェプナーの繰り出したパンチが、アリのわき腹を直撃。なんと世界最強のアリからダウンを奪うのです。
アリはすぐに立ち上がり激昂してウェプナーに猛攻撃を仕掛けます。
しかしアリはウェプナーをKOすることはできませんでした。

そして試合終了後、すべての観客が敗者であるウェプナーにスタンディングオベーションで拍手を送り続けたのです。
スタローンは試合をテレビに噛りついて見てました。そして「これだ!ウェプナーこそオレがやるべき役だ」と立ち上がります。
そして3日間寝ずに脚本を書き上げプロダクションに持ち込んだのです。

プロダクションは脚本をものすごく気に入り、7万5000ドル(当時約2300万円)という破格の値をつけました。
しかし、プロダクション側は製作の条件として「主演にポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、アル・パチーノといった有名スターを起用する」
ということを、スタローンに提示しました。
妻が妊娠して、貯金が100ドルしかなかったスタローンにとって喉から手が出るほど欲しい大金。
しかし、スタローンは「自分を主役にしないなら脚本は渡せない」とこの条件を固辞。

プロダクションは「じゃー、12万5000ドル(当時約3800万円)でどうだ?」と聞きます。
スタローンは、ゆっくり顔を横に振ります。
「じゃあ、20万ドル(当時約6100万円)だ!」
スタローンは「No!」
「わかった、36万ドル(当時約1億1万円)出す。これで決めてくれ」
スタローンは一言いいました。「オレに主役をやらせろ」

その結果、俳優としてのギャラは俳優組合が定める最低金額、プロデューサーはなし、
制作費はテレビシリーズ1本分、脚本料を2万ドル(当時約610万円)に減額してスタローンを主役にすることが決定します。
低予算のため、スタローンたち俳優は自前の衣装で参加。メイクも自分でし、宣伝用写真はスタローンの妻が撮影しました。

そして、できあがった「ロッキー」はスターが出演していないし低予算だったため、本当にわずかな映画館でしか、上映が開始されませんでした。
しかし徐々に口コミで感動が広がり、終わってみれば世界的な大ヒットを記録。興行収入は製作費の100倍以上、
1億2000万ドル(当時約366億円)を稼ぎ出します。そして同年のアカデミー賞最優秀作品賞を受賞。
また無名だったスタローンもアカデミー賞主演男優賞と脚本賞にノミネートされました。

映画界ではロッキーをアメリカン・ドリームと呼ぶようになります。
普通の人なら2300万円で脚本を売っていたでしょう。
しかし、スタローンが脚本を売っていたら「ロッキー」はここまでヒットはしていないと思います。
低予算でスタローンがロッキーを演じたからこそ、これだけの情熱がある作品になり大ヒットにつながったのだと思います。

スタローンはわかっていたんですね。ロッキーを演じるのは自分がベストだということを。
足りないものは、お金でも、スキルでも、人脈でもない。不足しているのは、情熱とアイデアだけ。

★私達も是非見習いたいと思いますm(__)m

2017年8月17日


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